境界のRINNE 第107話 アツアツ [ネギ鉄砲]

冷蔵庫に雪女って、なにか凄いんですが・・・・

昔は、クーラーがなくて、冷蔵庫のドアを開けて、「ああ涼しい」 などとやっている人がいたものですが、あれは、冷蔵庫を冷やすために余計熱が発生して部屋の気温が上がってしまうそうですね。(^^)

しかし、ネギ鉄砲で、攻撃し合うっていうのはなんなんでしょうか?
あまりのアホ加減に、笑いが止まりませんでした。(^^)

境界のRINNE 第107話 アツアツ 高橋留美子 週刊少年サンデー
境界のRINNE 第107話 アツアツ 高橋留美子 週刊少年サンデー

ネギ鉄砲の話は、「落語」や「講談」にある 「ねぎまの殿様」 という話から採られているのでしょうね。(^^)
ちょっと長いのですが、講談系の話を次に紹介します。

ねぎまのご隠居

松平定信公が寛政の改革をされた折、この倹約政策を快く思わなかった、雲州の殿様と備前の殿様は隠居して、それぞれ不迷公(ふまいこう)、一心公(いっしんこう)と称するようになりました。

この頃町人たちも 「白河の澄める水には住みにくし、にごれる元の田沼恋しい」 というような落首で市中を賑わせておりました。

派手好きな不迷公(ふまいこう)と一心公(いっしんこう)は、親交を深めておりましたが、ある雪の降る日のこと二人で連れ立って、雪見に参ろうということになりました。

お二方が、不忍雪(しのばずのゆき) をご覧になられてから、隅田川沿いを進んで行くと、どこからかよい香りがしてきます。

不迷公は、供の金太夫(きんだゆう) に、「これはいかなる匂いか?」と尋ねましたので、金太夫はすぐさま近くの小料理屋へと入って行きまして、

「亭主、この匂いは、なんの香りぢゃ?」
と尋ねます。
「これは、ねぎまの香りでございます。」
「ねぎまとはなんぢゃ?」
「ねぎまとは、ネギとマグロを合わせて煮たものでございます。」
「ネギの中にマグロを入れて煮るならば、『ねぎまぐろ』 ではないか。『ねぎま』 では、片言だ。以後気をつけよ」
「ヘエッ、恐れ入りました」

というような会話の後、金太夫は不迷公(ふまいこう) にその旨を申し上げます。不迷公も一心公も庶民の料理を食してみるのも一興と、ねぎまを食べてみようということになりました。

店ではねぎま鍋のよい香りがしております。「ぐずぐず煮えてるサンショウは鉄砲なしの口火かな」 とはうまい事を言ったもので、こういう鍋にはサンショウがつきものです。

一心公(いっしんこう) は、ぐつぐつ煮えているネギが旨そうで、アングリとかぶりつくと、芯にたっぷりと汁を含んだネギの真ん中を、歯でかんだものだから、喉に熱とも痛みともつかぬものが走りこみました。

「金太夫、これはひどいものである。あんぐり噛んだらば、ネギの中身が喉を撃ちよった」
「ご隠居様、それは、抜き鉄砲と申して、舌の先であやなして召し上がると左様な事はございません」
「なるほど金太夫は、万事心得ておるな」

それから、ご隠居と供の者たちは、ねぎまに舌鼓を打ち、御酒をたくさん飲み、夜も更けてから宴はお開きとなり、それぞれの屋敷へと引き上げて行きました。

翌日のことです。いつもの時刻になっても、ご隠居様がお起きになりません。当番の者がご隠居のご機嫌伺いをすると、二日酔いで頭が痛いので、迎え酒をするから用意せよ。とのことです。

「肴は何にいたしましょうか?」
「ねぎまにいたせ」
「は? なんと仰せでございますか?」
「ねぎまぢゃ」
「何と御意遊ばします?」
「分からん奴だな。ねぎまがよいと言っておるのぢゃ」

当番の者は、それ以上尋ねることが出来ず、昨日ご隠居様の供をした者に問いただすと、それはネギとマグロを煮た料理だと答えます。料理番に相談すると、そんな下々の料理を差し上げるわけには行かないと、岩槻ネギの最上級のところを一寸五分に切り、最上のマグロを一口に切り、お汁をこしらえ、ご隠居様のところへと運んで参ります。

ご隠居様が、鍋の蓋を取って見ると、中にはネギとマグロがごろごろして汁がだぶだぶしております。ご隠居様は不審に思いながらも箸をとって召し上がってみると、ネギがぼつほづ、マグロがほそぼそしており、全然美味しくありません。

ご隠居はむっとして、こうつぶやいたそうです。

「ねぎまを上手につくれる、よき料理人を抱えられぬことは残念なことぢゃ。」




ひとりごと さんでも既に指摘されていましたが、「マグロのネギ間ナベ」というのは、誤りですね。
ネギ間というのは、ネギと肉を交互に串に刺す、串焼きのことですね。(^^)
ねぎま鍋は、ネギマグロ鍋の「ねぎま」ですね。(^^)

参照: ひとりごと 暑い夏にはホラーが一番!

でも、肉の入っていない鍋は、寂しいですよね。(^^)
前に、ネギ丼というのを食べたことがありますが、ご飯に細切りにしたネギが上がっているだけでした。
まあ、不味くはないのですが、やはりネギ以外にたんぱく質があったらよいのにな。と思いました。(^^)

日本の昔話に、肉の入っていない鴨鍋の話があるので、それも見てみたいと思います。

鴨は大根

霧島の日当山(ひなたやま)に侏儒(しゅじゅ)どん。というトンチの利く者がいました。ある時、侏儒(しゅじゅ)どんは、島津の殿様に、鴨汁をふるまわれました。

しかし、お椀によそられるのは、大根ばかりで、鴨肉はお殿様と家来たちが全部食べてしまいました。それでも侏儒(しゅじゅ)どんは、何食わぬ顔をして、お殿様にお礼を言って家に帰りました。

しばらくしてから、侏儒どんは、殿様を鴨狩りに連れて行きました。

「鴨のたくさんいるところを見つけましたので、ご案内いたします。こちらでございます」
「どれ、どこに鴨がいるのぢゃ?」
「ほら、こんなにたくさんいるではないですか」
「嘘を言うではない。ここは大根畑ではないか!」
「ええ? 御殿では、この大根のことを、鴨と言うのではないのですか? この前鴨汁をご馳走になりましたが、大根しか出てきませんでした。」




ネギの幽霊は、桜ちゃんの差し出した雪を、「しゃく」 と食べて、「冷たくておいしーっ。」 と ほー・・・ として、成仏していったのですが、なにかとても余韻の残るものでした。

まあ、冷蔵庫はフツーに壊れていたわけですがね。(^^)

テーマ : 境界のRINNE
ジャンル : アニメ・コミック

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